シーズン開始

14日にキックオフデーなるイベントもあり、セレッソもシーズンが始まった。

選手の背番号も決まったということで、所感など。

 

外国籍選手7名と特別指定選手1名の31名でスタート。

GKはキム・ジンヒョンの牙城をヤン・ハンビンが崩せるか。ジンヒョンのキックをゲームの組み立てに組み込んでいるぶん、ジンヒョンが有利なのは確か。

右SB。代表でもスタメンを争う毎熊が一番手。ただし、このまま代表での活躍が続けば海外移籍の可能性がある。この冬はなかったけれど、夏はわからない。というところで奥田選手を確保してある。年代別の代表歴もあるようですし、期待していいのではないか。

左SB。丸橋・山中と気前よく放出しちゃったんで、よほど移籍獲得に自信があるのかな、と思っていたが、結果的に川崎から登里を獲得。年齢的にどうかな、と思わないでもないが、優勝経験のある選手が入ってきてくれたのは大きい。舩木だけでは心許な買っただけに、よく来てくれたなあと感謝である。

CB。ヨニッチと早々に契約しないことをアナウンス。ここも獲得に自信があるのかなと思っていたら、まさかの加入なし。

鳥海・進藤が基本で西尾がそこに加わり、サブ的に山下で回していくということなんでしょうが。言いたくはないが、CBとして高さも不足気味。もう一枚、180センチ台後半のCBは欲しいかなあ。

ボランチ、というかアンカー。札幌から田中駿が加入。小菊氏もアンカーとして使って行くことを明言しているので、ほぼ間違いなし。本人もアンカー希望だったようだし。

高さのあるアンカーはセレッソとしても待望だったので、良かった。

インサイドハーフ。一応、今年は4−3−3を行うという前提ですが。インサイドハーフは香川、清武、奥埜、上門、柴山と、ヴィトール・ブエノか。香川、清武、奥埜のベテラン組は、とにかく怪我だけはしないでもらいたい。ヴィトール・ブエノはかなり期待してますので、その実力を遺憾無く発揮してもらいたい。

右SH。札幌からルーカス・フェルナンデスを獲得。クルークスと競うこととなるが、外国籍選手をダブらせるのは、どうなの?という気がする。

左SH。カピシャーバと為田の併用ということになるか。カピシャーバの単騎切り込みは見てて面白いのだが、さすがに、昨シーズンの後半になると対応されていたので。アクセント的にはやっぱあのドリブル切り込みは必要ではある。

CF。昨季は久々にセレッソでの2桁得点を記録したレオ・セアラが今季も。やはり2桁を狙って欲しいところ。2番手候補としては渡邉りょう、復帰の山田あたり。北野はもっと思いっきりプレーしてほしいところ。

 

こうしてみると、CBがちょっと薄いかな、と思うが、どこのポジションも2名はいる体制にはなっている。特に大駒のヴィトール・ブエノと田中駿には大いに期待したい。

セレッソ大阪としても、30周年というアニバーサリーイヤーということで、かなり気合を入れた編成になっている。近隣の神戸が先にリーグ優勝してしまったということも響いているのかもしれない。

それだけに、小菊氏の手腕が問われるシーズンでもある。

 

開幕が楽しみである。